デスバレー。大阪とは一味違う暑さ。
アメリカ、カリフォルニア州ロサンゼルスから北東へクルマで5時間ほどのところに、デスバレー国立公園がある。
名前のとおり砂漠の死の谷で、昔はロサンゼルスに向かう幌馬車の人が大勢命を落としたのでは?と想像できるようなところ。
7月9日にアメリカ・カナダを熱波が襲い、その、ただでさえ暑いデスバレーが、史上最高気温に並んだらしい。 その温度は130°F(54.4°C)とのことだった。
狸は昔々、彼の地に行ったことがある。 50℃目前の気温を経験したが、湿度が10%以下なので思ったよりは辛くない。
ただ、ものすごい勢いで身体から水分が奪われていくので、飲み物をたくさん用意する必要がある。汗をかくが流れない。流れ落ちる前に乾いてしまう、そんな暑さだ。
だが引用記事中にもあるように『暑さを体験するツアー』みたいなのがあり、結構な数の観光客が訪れていた。
モーテルに戻ってシャワーを浴びると、お湯が塩辛い。水道が硬水だからなぁ、と思ったが違った。
自分の頭の塩の粒が溶けて流れていたのだった。
©︎Tanu記