最近話題になった『海に飛び込んで消えるUFO』という動画がある。
公的機関が『調査中の未確認飛行物体』だと認めているので、UFOで間違いはない。
海軍なので敵対国家の飛行物体が自国の軍艦に迫ってきたら調査をするのは当然のことだが、何か『UFO』というと『地球外から来たものであってほしい』という淡い期待が含まれる。
狸が小中学生くらいの頃、UFOが一時的にブームになって、飛んでいるならぜひ見たいと思っていた。
クラス内の霊感高めのヤツが見たとか見ていないとか、そんな話題を真剣に追ったものだ。
その後、科学ブームに押されたか一事下火になっていたUFOだが、最近になって話題がまた増えてきた。
動画を撮れるデバイスを大勢が持つようになって、その動画をすぐに紹介できるようになって広がったのだろう。
狸は、こどもの頃から空を眺めるのが好きだったので、見ている時間は長いほうだと思うが『あれは何？』と思うようなものを見たのは一度だけ。
30年以上前、すずめと結婚して新婚旅行に行った。星空がキレイだったので湖畔のホテルのバルコニーから眺めていると、正三角形に３つの光が動いているのが見えた。
それらは点滅していないし赤い光もないから航空機ではないし、人工衛星が見える時刻でもない。真っ直ぐスーッと動いて消えてしまった。
あれは何だったんだろう。答えはともかく、あの星空を、また眺めに行きたいと思う。
©Tanu記
