3月14日(3月第2日曜日)現地時間午前2時にアメリカの殆どの地域は「夏時間(サマータイム)」へ移行する。(アメリカでは『デイライトセービングタイム=DST』と呼んでいる)
ほとんどというのは、南国ハワイ州とアリゾナ州は実施していないのでそれ以外、ということになる。
3月14日の午前2時になったら時計の針を1時間進めなければいけない。つまりサマータイム開始の日は1時間早く寝ないと、睡眠時間が1時間短くなってしまう。
今はスマホが勝手に時を進めてくれるので問題ないだろう。
30年前くらいに出張で初めてアメリカ西部に行った。カリフォルニア州からネバダ州を経由してアリゾナ州に入った。
アリゾナ州は山岳部標準時を用いていて、太平洋標準時を用いているカリフォルニア州・ネバダ州より1時間早いことや夏時間(DST)のことは行く前に調べていた。
ネバダ州からアリゾナ州のホテルに入ったときに時計を1時間進めておいた。ところがアリゾナ州はDSTを採用していないことを知らなかった。
同行の現地人はアタリマエのこととして教えてくれず(知らないとは思わなかったらしい)、翌朝ホテルのロビーで1時間待ちぼうけを食らったのは言うまでもなかった。
遅れなかっただけ良かったとも言えるけど、スマホなき時代の笑い話ということで。
©Tanu記