すずめと、たま〜に行く古本屋にでかけたときのこと。
その古本屋のすぐ近所の建物が解体中だった。
巨大なカニのハサミみたいな作業機械で、コンクリートをバリバリ噛み砕いて行く最中のようだった。
日本は爆破破壊ができないから解体も地味に行われる。工事予定を見ると今年の5月末までかかって解体するようだ。残された建物の一部分から、結構年月の経ったマンションではないかと想像された。
時々通りかかるところの建物が解体されていたり、建て替えで新しい建物になっていたりすることがあるが、いつも『ここの建物はどんなだっけ?』。
実は時々ではなく、よく通っていたはずのところでも意外に覚えていない。
たしかマンションが有ったような気がするけど? モヤモヤしながら帰宅してGoogle先生の助けを借りることにした。
すると、ここには随分昔に建てられたらしい広い駐車場を持つ7階くらいのマンションが建っていた。
次に建つ物も恐らくはマンションなのだろう。便利な都会に新しく建てるのだから、高さ、建ぺい率、容積率とも一杯に建てるのだろうけど、すぐ近くに、かなり高圧そうな送電線が控えている。
さて、どんなふうに建つのか、じっくり観察しておこう。
©Tanu記