寒い寒い。
職場に向かって歩いていると道端の水たまりに氷が張っていた。温かい大阪市内で氷が張ったのを見かけたのは今季初めてだ。
1月8日は大阪市も冷え込んで最低気温が-1.5℃だったので氷が張ったのだろう。
狸の住む北摂は豊中のアメダスで-3.6℃。やはり随分低い。狸が小学生のころに天気予報で『明日の朝は冷え込むでしょう』という声が聞かれると、庭に水を入れたバケツを置いて大きな丸い分厚い氷を作って学校に持っていき、自慢したり先生に褒めてもらったり。
アルミのバケツが良い(熱伝導率)とか、軒下より庭の真ん中に置いたほうが良い(放射冷却の有効活用)とか、小学生なりに知恵を絞ったものだ。
同じく豊中のアメダスで過去最低気温の五指に入る-5.5℃を記録した日に、実家の湯沸かし器のバルブが凍結で壊れた。
栃木にいる時は寒い季節は風呂のお湯を抜かずに置いておくことは日常だったが、大阪で油断したのと、間違えて給湯器の元電源を落としてしまったのが原因だった。
氷点下になると循環ポンプが動いて室内に有る風呂の湯(水)を回すことで、凍結を防ぐ仕組みだが、それが働かなかったわけだ。
すずめが『今日お風呂のポンプがガーガー言ってたよ!』というのを聞いて思い出した。
この後2週間ほどは寒さが特に厳しいようで、パフェ号に乗れる気温が待ち遠しいのだった。
©Tanu記