120歳まで生きるとすると?

「まだ人生半ばじゃん」と気付いたいま、 120歳まで健康で退屈しないためには何をすればいいのだろう? そんなことを一記事500文字くらいで書いていこうと思います

読経とマスク

新型コロナ感染症の勢いが、また増してきた。各地から、ありがたくない感染者数の記録更新のニュースが聞かれる。

そんななか狸家では亡母の何度目かの命日を迎えての読経のために、菩提寺のお坊さんが来られることになっていた。

すずめと『お坊さんの感染症対策はどうなっているのだろう?』『読経の間は、かなり大きな声を出さないといけないしねぇ』などと話していた。

時間になって、お坊さんが来られた。インターホンでは大きなマスクを着用されているのが見えた。

お坊さんに玄関で『お手間ですが、手洗いとウガイをお願いします』と言うと、特に驚くでもなく当たり前のように洗面所へ。

読経が始まったので見ると、マスクをしたままの読経だった。狸も会社で若者の勉強会の講師をする時にマスクをして喋るが、大きな声を出し続けるのは結構しんどい。息が苦しくなってくるのだ。口が乾かないという利点は有るのだが。

さて半時間ほどの読経を済ませ、お坊さんは涼しい顔でお茶を飲んでいた。そう言えば以前来られた中に、お線香の煙で咳き込むお坊さんがいて心配したものだが、お坊さんの健康には返って良いのかもしれない。

初詣もバーチャル、神社の鈴を鳴らすのもタッチレス、お賽銭もWEBで投げ銭が出現しているようだが、お寺の読経もバーチャルでお布施は口座振込になるのも近い気がしてきた。

なんだか気分が出ないなぁ。

©Tanu記