近鉄特急『ひのとり』の続き。
『ひのとり』のプラス点は、静か、シートが良い、揺れない、車内Wi-Fiがある、などだ。
『ひのとり』は2019年にデビューした最新型だから進歩していて当たり前、という意見もあるが、その技術的進歩には頭が下がる。
特に1号車と6号車(編成によっては8号車)のプレミアム車両はモーターの搭載がなく、さらにアクティブサス付きだそうで、ことのほか静かで乗り心地が良い。
さらに階段があってバリアフリーではないけど、ハイデッキ構造(標準車よりも720mm高い)なので眺めが良い。今回は帰りの夜間便でプレミアム車両に乗ったけど、次回は明るい時間の便で乗ろう。
レギュラーシートもシートピッチが新幹線のグリーン車同等で、プレミアム車両はグランクラス並みというから、どうりで余裕があるわけだ。
しかも東海道新幹線にはないバックシェルタイプ。後ろを気にせずリクライニングできるのは有り難い。
全席に一つづつコンセントが付いているし、Wi-Fiのつながりも良かった。トンネルや山間部では切れることもあるけどトンネルは少ない。
申し訳程度のミニバーにコーヒーとおつまみの自動販売機が有る。コーヒーだけにしたのはスペース効率を考えてのことだろうか? 200円のコーヒーはそこそこ美味しかった。
カップが『ひのとり』柄なのが可愛かったりする。
次回は先頭車の一番前の席(プレミアムシート)に乗りたいけど、そこは乗り鉄ちゃんとの競争が激しいのだろうな。
©Tanu記