狸は2025年の大阪万博をとても楽しみにしているが、これは1970年の日本万国博覧会EXPO70のこと。
狸世代の方は実際に会場まで足を運ばれた方も多いと思う。狸は万博が有ったころは北摂に住んでいたので、より身近に感じている。
亡母が何らかの万博ボランティアに参加していた縁もあるのか、実家には万博関連グッズが色々あった。
その中に木製のトレーがある。先代はあまり使わなかったようだ。何となく気になってもらったものだ。
すずめが最近『収蔵していても使われないのはもったいない』との考えに宗旨変えし、使うようになった。
五弁の桜のマークが懐かしい。裏を見ると『GOLD CRAFT MFG』とシールが貼ってあったので早速調べてみた。すると製作した会社は存続しており事業を拡大していた。
万国博覧会の記念品か土産物だとすると、50年前のものになるわけだが、とても美しく、見たところ合板のようには見えず天然木を削ったもののようだ。
使うとなると使用後に洗って良いものかどうか? 取り扱い方に迷うこともある。
古いものを改めて使おうと思ったときに、作った会社が残っているのは有り難いし、何となく誇らしい気もするのだ。
©Tanu記