道路標識にクルマが描かれているものが有る。
こんなヤツだ。
https://www.mlit.go.jp/road/sign/sign/douro/ichiran.pdf
『道路標識一覧 - 国土交通省』
このような『フロントガラスの真ん中に継ぎ目があるなんて、いつの時代のクルマやねん?』と思っていた。実際、街中ではかなり古めのバス以外では見かけたことはないし、それすら最近は見かけない。
先日、古い写真を整理していて、見つけた写真があった。そこに映っていたのが、このタイプのダンプカーだったのだ。
1960年代はじめ頃の写真と思われ、杉の木の電柱や広々とした田んぼ、未舗装の道路などから田舎の方ではないかと思う。
このダンプカーを正面から見ると標識のクルマのような顔つきに見えるに違いない。60年代はまだ現役だったようだ。
ダンプカーの正面のクルマは、ホワイトリボンのタイヤや緑ナンバーから、タクシーなのだろう。テールライトやリアウインドからT20コロナだろうか。
当時の最新モデルだ。タクシー需要に売れたと聞いている。
写真の中だけど、こんな味のあるクルマたちに出会えてよかった。古い写真の整理のやる気を応援してくれる出来事だった。
たまには、めっちゃ古い写真を眺めるのもよいものだ。
©Tanu記