今年の梅雨も最盛期のようだ。
線条降水帯の強い雨が狸の住む北摂地方にも次々やってきて、どんどん降ってくる。
あまりに湿気が多いのに閉口してエアコンを除湿で運転することにした。すずめも狸もエアコンが好きではないので、家でもクルマでもほとんど使わないが、さすがに床がベタついてきたのでスイッチ・オン。
ところで雨が強く降ることを『土砂降り』と言うのは、おそらく誰でも知っていることだと思うが、狸はなぜ『土砂』なのか知らなかった。
雨粒が大きくて当たると痛いくらいだからかと思っていた。調べると『雨がどしゃどしゃ降る』から来ていて『土砂』は単に当て字だった。なぁ〜んだ。
英語では『It rains cats and dogs.』と言うのだと中学3年生の時に英語の先生が教えてくれた。雨が地面で跳ねたり屋根に当たって騒々しく音を立てたりしている様子を、これで表しているのか。頭の中で猫と犬がじゃれ合っている図を想像して『上手く言ったもんだ』と感心した。
この雨は正に『It rains cats and dogs.』だ。早く止まないかな。
©Tanu記