早いもので7月になった。もう今年も半分、消化してしまったということだ。
狸は在宅勤務では窓を開けて仕事をしている。街なかの色々な音が聞こえるが、自然の音も聞こえてくる。エアコンが嫌いなので多少の雑音は我慢しよう。
昨日から風がとても強い。おそらく寒冷前線にくっついている低気圧の仕業ではと思うが、台風以外で風のうなりを聞くのは久しぶりだ。
時々風が弱まって鳥の鳴き声が聞こえてきたりする。午前中の短い間だけだったが、その中にクマゼミの声があった。
この蝉が鳴くと『あぁ、今年も夏がやって来たなぁ』と実感するのだが、今年はチョット早い気がするので調べてみた。
気象庁の生物季節観測の資料によると、大阪でのクマゼミの初鳴きの平年値は7月8日なので、狸が聞いたのも一週間ほど早い。
が、大阪管区気象台の観測記録によると今年は既に6月25日に観測したらしい。ここ数年来は6月末から7月初旬なので、特に早くはないようだった。
https://www.data.jma.go.jp/sakura/data/pdf/103.pdf
梅雨は早く開けてほしいものの、またあの蝉しぐれの季節が来るかと思うと勘弁してほしいなぁ、とも思うのだ。今年の夏は猛暑という噂もあるし。
©Tanu記