120歳まで生きるとすると?

「まだ人生半ばじゃん」と気付いたいま、 120歳まで健康で退屈しないためには何をすればいいのだろう? そんなことを一記事500文字くらいで書いていこうと思います

留学生の思い出〜その10(第3話)

ある日V氏、古いミシンの部品を持ち出して『これと同じものが欲しい』と切り出してきた。『来た来た!』すずめがミシン屋さんに聞きに行ったが『もうこのモデルの部品は有りません』と言われて。あえなく撃沈。

続いて『〇〇年式のニッサンのテールライト部品が欲しいのだが』。これは狸が日産のディーラーに聞きに行って在庫と価格を確認。V氏に言うと『高いから要らない』とのこと。『せっかく聞きに行ったのに!』となるところだが、そこは前回のA氏S嬢で慣れているので『そうか、残念だったね〜』で済ます。

どちらも、V氏が日本に旅行すると聞きつけた近所の人から頼まれたのだそうだ。当のV氏は、あまりお土産などを買いに行きたいとは言わなかった。

近所のスーパーの買い物や郊外型大規模小売店に付いて来るだけでも面白そうだった。特にデパ地下やスーパーの食料品売場の試食や試飲を、いたく気に入って『これももらって良いのか?』と聞いては食べてみるのだった。

我が家には、お土産にロシア人形や蕎麦の実、定番の?ウォッカを持ってきた。聞くとウォッカは年越しのときにみんなで飲もうと持ってきたのだという。

すずめも年越しのためにクラッカー(食べる方じゃなくてパーン!って言うヤツ)を買ってきたりして1996年も暮れていった。

(この記事は1996年の出来事を書いているため内容が古い場合があります)

©Tanu記