定刻に着いた新幹線の入り口にツアーコンダクターさんの姿が見える。車内のロシア人達も和気あいあいと話をしている。みんなホームステイを楽しんだのだろうか?
ドアが開いてA氏達は帰って行った…
ホストファミリーボランティアの皆さん御苦労様でした!
我が家にとって5回目のホストファミリーボランティアは、その後、すずめが寝込んでしまったほど大変だったけれど、また有意義でもあった。
「少し大変で少し楽しい」より「一杯大変で一杯楽しい」方が思い出がいっぱい出来ることが、はっきりと分かったから。
もう一つ狸が解ったことがあった。このボランティアの前に「ロシア人は買い物や観光の相手が大変だよ」と言われたが(まぁ確かに大変だった)、実は我々にも当てはまるということ。
海外旅行に行く日本人は珍しくはないが、それでも軽く「お土産待ってるよ〜ん」と一声かけるもの。そうすると出かけた人はガイドブックの名産品なんかの欄を読んで買って帰るけど、パンフレットもなく行った国で買わないと日本では手に入るかどうか解らない物を欲しかったらどうなるか?
きっとA氏達の様にしつこく聞き回りながら探すだろう。それは現地人にすればロシア人でも日本人でも同じことだと言える。
次のロシアのホームステイの話が来たらどうするか? 狸は、すずめほど苦労していないので受けるでしょうね。
しかし刺激が強かったなぁ。
(この記事は1996年の出来事を書いているため内容が古い場合があります)
©Tanu記