このブログの記事に何度か登場している、先代から受け継いだラン(デンドロビウム)のことだ。
数十年以上前、父がとても大事に世話をしていた頃は冬によく咲いていた。母が受け継いで鉢数は減ったものの、毎年冬になると室内で咲いて良い香りを放っていた。
数年前に狸が母から受け継いだときには小さな株が一つになっていた。父が持っていたたくさんのランの本をチラ見しながら適当に世話をしていたら、受け継いで3年目くらいの冬に初めて花が戻った。それからは毎年冬に咲いてくれているのだが、3年ほど前から年に何度も咲くようになってきた。
昨年も冬に咲いて、今年の春や初夏に咲いて夏休みに突入。今回咲いたのは受け継いだ株から出てきた芽を別の鉢に分けた、いわば第二世代の株だ。
今年は11月になってもいつまでも暖かいから花が咲くのが遅れそうだなぁ、と思っていたところだった。
まだたった2輪だけだけど、きれいに咲いてくれた。他の株も、これに続いて咲いてくれると良いのだけど。
©Tanu記