モスクワに来てもう5日目の朝になった。
日本のお父さんお母さんとしては、K君は才色兼備のRちゃんを今カノにすれば良いのにね〜、などと言いながら朝ごはんを食べる。今朝は中国の団体さんはほとんどいない。
ロビーにはいつものように団体さんであふれかえっていたが、チェックアウトはキードロップするだけで終了。
K君が迎えに来てくれるのを待ちながら、すずめが小銭消費のために自販機にチョコレートを買いに行く。しばらくして半ベソで帰ってきた。曰く、キャンセルボタンがなくて小銭を飲まれてしまったのだとか。
K君が到着してオスタンキノ・タワーへ。今日は天気も回復して、雲が流れる青空を背にそびえるタワーは巨大だ。スカイツリーや東京タワーと違うのは周りに背の高い建物がないことと、公園のような広場の真ん中に建っていること。だから余計に大きく見える。このことは展望階からの眺めでも実感した。
高さ337ｍにある展望階は雲にとても近かった。周りに背の高い建物がないので、モスクワ都心まで一望できる。見渡すと公園がたくさんあり緑豊かな都会なのがわかる。
ところでテロを警戒してか、とても警備が厳重だ。まずチケットブースに行くのにボディスキャンがある。チケットを買うときはパスポート等が必要。タワーの地上部に入る時にもう一度セキュリティを通る。ある意味空港よりも厳重だ。
タワーを後にして、モスクワ最後のランチに行こう。
©Tanu記
