壁画はよく見るとカラータイルで出来上がっているものもあって素晴らしい。駅構内の照明が日本に比べて概ね暗めなので、余計に美術館の中のようだ。
駅の彫刻やレリーフの紹介に移る。
どれもスケールがが大きい。ホーム部分の端から端まで続くものもある。誰の作品かは分からないけど相当手間暇がかかったものだ。
金属製の像がたくさんある駅では、通りがかりの乗降客が触っていくので、その部分だけ光っている。特に人気があるという犬と鶏は金色に光っていた。北野天満宮の『撫で牛』みたいだ。K君に聞くと、ご利益があるとかではなく、単にお気に入りの像を撫でて行くのだそうだ。
大阪メトロ御堂筋線の駅改修のデザインが物議を醸したが、古い造形を生かしてくれれば良いのにと思う。
また違う駅の長い長いエスカレーターを上がって地上に出る。歩行者天国の買い物通り。月曜日の昼とあって人通りはまばら。雑貨で欲しい物はないから、横目でチラ見しながらストリートアーティストの作品で有名(らしい)壁を見てK君の家に戻ることにする。
今夜はK君のお誕生会をする予定。どこか良いレストランで、と言っていたが結局すずめの手料理が食べたいとのK君のリクエストで、すずめが頑張ることになった。一度彼の家に戻って車で買い物に出かけることにしよう。
ここでK君『パーティに元彼女呼んで良い?』。もちろん良いけど!
©Tanu記