六甲山に沈む夕日がキレイだった。山頂がシルエットになって、くっきり見えていた。
生駒山から昇る朝日と六甲山に沈む夕日の両方を眺められるのが北摂のいいところ。
ところで、山の端を眺めていて、ふと思ったのだが『就職して大阪を離れた頃までは、六甲山の山頂に丸いパラボラアンテナが2つ3つ見えてたよな?』と。
あのパラボラアンテナはいつまで有って何のためのアンテナだったのだろう? 早速調べてみた。ネットは便利だ。
簡単にまとめると、第二次大戦中に港湾都市神戸を守るために高射砲基地が六甲山頂に築かれた。戦後米軍に接収され米軍の通信施設となり大型のパラボラアンテナが建設され、民間人の立ち入りは制限された。
1992年に返還されるまで近畿唯一の米軍施設だった(その後兵庫県の経ヶ岬通信所が2014年に作られた)。
狸は気象レーダーかと思っていた。1992年まで有ったということは、すずめとドライブして登ったときには有ったはずだが全く記憶にない。気がついたら山頂がスッキリしていた、と言う感じだ。
一枚くらい写真に撮っておくんだったなぁ。
©Tanu記