大阪メトロ御堂筋線と相互乗り入れをしている、というか御堂筋線の一部のような北大阪急行。
随分昔から箕面まで伸びると言われてきたが、数年前に計画GO!となって、工事が始まった。どんどん進んで2020年度(21年の3月)に開通するという目標も順調に現実のものになるかと思われた。
ところが5月頃に、用地買収に時間を要し、昔の(拡幅前の)国道423号線の擁壁が150mに渡って埋まっているのが見つかり、千里中央駅の現行トンネル部分北端に土留め擁壁が有った、ということで3年伸びて2023年度(24年3月)に開通することになりそうだとの発表があった。
箕面市民の方には申し訳ないが、狸はチョットほっとしている。箕面萱野まで伸びると確実に利用客が増えて、ラッシュの混雑に拍車がかかると思うからだ。
2021年3月は、おそらくまだ働いているが、2024年3月だと狸は退職しているかもしれないから気が楽なのだ。
困るのは途中駅『箕面船場阪大前』駅前にできる予定の大阪大学の学生さんだろう。学生寮もできる予定で、そちらの計画は変わらないそうだから、便利になる前に卒業してしまうかもしれない。
おおさか東線北区間、阪急淡路駅の改良工事もそうだが、鉄道の新規開拓は多難なのだということがよく分かった。
©Tanu記