梅田・神戸や京都に遊びに行くときに(大半はすずめのお供としてだが)、ついでがあるときはたまに阪急千里線に乗っていったり帰ってきたりする。
阪急千里線は阪急電鉄でいうといわばローカル線で各駅停車しか走っていない。どこに行くときも大抵、淡路駅で一度は乗り換えることになる。(神戸に行くときはさらに十三で乗り換える)
淡路駅は北千里方面、天神橋筋六丁目経由大阪メトロ動物園前方面、梅田方面、京都方面への乗り継ぎで線路はX字に交差していて、北千里からは動物園前と梅田方面に、動物園前からは北千里と京都線の茨木市方面に行く列車があるので、複雑に交差する。
北千里方面から来ると淡路駅の手前で京都線の列車が行き来するのを待つことになる。平面交差しているからだ。
このややこしい駅が淡路駅の東西を分断していることから、大阪市と阪急電鉄が再開発をやっているのだが、当初の2020年完成目標から大幅に遅れて2028年完成目標になっている。着工から20年の巨大工事だ。
4層(2階が改札、3階が上り線ホーム、4階が下り線ホーム)という複雑な構造に加えて、密集地の用地取得が難航したらしい。
これが完成すると平面交差は残るものの一方向だけになり、千里線と京都線が同一ホームになって乗り換えがしやすくなるという。
千里方面から京都方面に行くときやその逆は3階と4階の間を行き来することになるが、降りるか上がるかだけで済むからアクセスは良くなるということだ。
いつまで工事しているんだろう?と思っていたが、最近4層構造がだいぶ明らかになってきて楽しみになってきた。
こっちが元気なうちに完成させて欲しいものだ。
©Tanu記