今年も9月1日付けで、我が小さい拠点にも新人たちが配属されて来た。実は先週末に激励会があったのだが、狸はにゃんこ一家と旅行に行く先約があるので参加しなかった。
毎年この時期になると『どんな新人たちが来るのだろう』と思う。かつては『どんな後輩たちが』と思っていたが、いつのまにか『どんな若者たちが』に変わっていた。
若者たちは色々な通称で呼ばれるものだ。狸も太古には新人であり、共通一次世代などと呼ばれていた。そのうち新人類からバブル世代やロスジェネ世代、最近ではゆとり世代が耳に新しい。
狸から見ると今の新人たちは既ににゃんこよりもずいぶん若くて、子世代よりも下になった。ゆとり世代も通り越した。
彼らを見るとフレッシュでいいなぁ、将来が無限に広がっていて、いいなぁと思う。ただ 近頃では羨ましがっているだけではなく、彼らに狸のささやかな知恵と経験を伝えておこうと、あれやこれや活動している。
歳をとったせいかな、それともサラリーマンの卒業が迫って来たせいかな。
©Tanu記