お盆休みが明けて、秋雨前線の曇り空が続いて1週間ほど経った朝、小鳥やカラスの声で目が覚めた。朝が随分静かになった。
その訳は、あの賑やかな蝉の声がほとんどしないから。季節が一コマ進んだのだろうか。クマゼミ・アブラゼミ・ニイニイゼミの声がほとんど聞こえない。無事に世代交代は進んだかな。
そう言えば狸がこどものころはツクツクボウシが夏休みの終わりに鳴いていたと思うのだが、最近その声を聞かない。今年は殆ど聞いていない気がする。
それに、数は少ないがミンミンゼミやヒグラシの声も、同じくこどものころは聞こえていたが、今年はミンミンゼミを一度聞いただけだった気もする。
分布が変わったのだろうか。池田の五月山や箕面の勝尾寺の方へ行くといると思うのだが、この辺(豊中市北部)からは姿を消した?
蝉の声がしなくなると夜の虫の声が大きくなる。栃木に住んでいた頃は大阪にお盆帰省して戻ってくると、もう夜は涼しくて虫の声が大きくなっていたものだ。
そう思うと栃木のほうが2週間くらい秋が来るのが早かったみたいだ。秋雨前線が下がっていって、気持ちのいい天気が続くようになると、またモーターサイクルでちょこっと出かけたくなるんだろうな。
©Tanu記