すずめが20年ほども昔のカセットテープを聞きたい、と言ってきた。
最初はウォークマンタイプのプレーヤーで聞くと言っていたのだが、せっかくアイフォンも有るしデジタル音源で聞けば?と問うと、デジタル音源では売られていないとのこと。幸いなことにテープの保存状態は良かった。
では、ということで、これまた10年ほど前に狸がカセットテープをデジタル化するために買ったものの、その後急速に無料のデジタル音源が普及したため、あまり使わないままお蔵入りしていた『デジタルサウンドメーカー』があったのを思い出した。
要はAD変換器とカセットプレーヤーがドッキングしたものだが、値段は1万円もしなかったと思った。
『カセットからMP3へ』というキャッチあたりに時代を感じる。支援ソフトはウインドウズのみなので使えない。そこでiOSに標準のサウンドレコーダーを使ってみることにした。
サウンドレコーダーをUSB接続したが、特にUSBデバイスとして認識されなかった。が、QuickTimePlayerで新規オーディオファイル録音にすると外部マイクとして現れた。
録音サイズは片面25分で50MBくらいのm4aファイルとして無事作成された。
もう不要かと思っていたサウンドメーカーも、もうしばらく置いておこうかな。
©Tanu記