6箇所から3箇所に絞って、その続き。
『オーロラのよく見える村に1週間滞在』『モスクワ』『ニュージーランド』が残ってきた。
『オーロラ…』は見れる確率でいうと、アイスランドや北欧よりもアラスカやカナダの方が晴天率は高い。しかしすごく寒い。狸はかつて仕事で訪れた10月末のアラスカで、最低気温で−30℃を体験している。すずめは寒いのは苦手だから『オーロラは飛行機から2回見れたし良いかな』と言っている。
かくして『モスクワ』と『ニュージーランド』の一騎打ちとなった。
モスクワはかつて我が家にホームステイした知人が住んでいて、彼が来日して20周年になる。すずめはその昔、極東ロシアに旅行してからモスクワは行ってみたいところ、とも言う。
ニュージーランドは、すずめと30数年前に新婚旅行で出かけた思い出の地。震災で大聖堂が失われてしまったクライストチャーチを、また訪れたいし、世界一星空のきれいな街、テカポにも行ってみたい。
どちらも甲乙つけがたい。
ここで決め手になったのは、狸が一度乗ってみたかったエミレーツ航空のA380でドバイ経由の便(まぁ我々が乗るのはもちろんエコノミーだが)を使ったツアーに空席があったのと、なんと言っても『来たら案内してあげるよ〜』と言う、彼の言葉だった。
まずは予約を確定して、ロシア渡航に必要なことを調べ始めた。
©Tanu記