昨日(7月5日)梅雨の中休み、薄日がさしていた。社用車で出かける途中に大阪市の鶴見緑地のあたりで赤信号で停まっているときだ。何か音が聞こえたので窓を開けるとクマゼミの声だった。
『もう蝉が鳴き始めたのか』と思ったが、よく考えると昨年も梅雨の合間の天気が回復したときに蝉が鳴いていた気がする。
大阪管区気象台の観測記録によると平年値は7月8日で、今年は既に7月1日に初鳴きを観測したそうだ。どこで鳴いていたのかの記録はないが、狸が聞いたクマゼミは残念ながら一番乗りではなかったようだ。
初鳴きが早いとシーズン最盛期の数が多くなるという研究結果もあるようだ。そうすると今年の夏もクマゼミの大合唱が聞けるのだろうか。
以前の記事で書いたような気もするが忘れているので、また書いてみる。夏に日本を訪れた欧米の観光客は蝉の大合唱に驚くのだそうだ。
アメリカやドイツに夏に行ったことがあるが、そう言えば蝉時雨のような大合唱は聞かれなかった気がする。
短い命を精一杯生きているのは分かるんだが、やっぱりちょっと声が大きすぎるんだよなぁ。
©Tanu記