最近ベッドを買い替えたり、婚礼ダンスを使うのをやめたりと、大物家具で不要なものがいくつも出た。
すずめのご両親が引っ越しをしたときに、母上のタンス２棹を処分した。家具の引き取り業者やリサイクルショップに聞いたのだが、いずれも引き取りを拒否されて、最後の手段で自治体の粗大ゴミに出した。
狸は自治体のトラックが来て積んでいくのだろうと思っていたが、もっと衝撃的だった。すずめが立ち会ったが、目の前で『バキバキッ！』と粉々に粉砕されて行くのだという。そのうえ処分費用が冗談じゃないくらい取られるので、どうしようか悩んでいたところ、この『ジモティ』に出そうと言うことになった。
『ジモティ』はメルカリなどとちょっと違って『￥０』のものがたくさん出ている。あげます、の情報が豊富なのだ。ベッドもタンスも随分使い込んでいるが、購入時には結構な予算をかけていて愛着も有る。収入にならなくてもいいが誰かに使ってほしい、そう考えて￥０で出品した。
すると、本当にあっという間に欲しい人が現れて、運び出すのもやってくれて、車で持っていってくれた。
すずめと『使ってくれる人が見つかってよかった』『運び出すのをやってもらって助かった』『粗大ごみに出していたら１万円位かかっていたかも』。これから色々なものを手放したい我々から、持ちたい人へ。ちょっと気分が晴れになった。
©Tanu記
