先日、年に一度の健康診断を受けてきた。狸はまだ現役サラリーマンなので会社から費用をもらっての受診だ。
検診はあまり好きではないが今年から朗報が。検診先の医療機関が胃がんのABC検診の適用を開始した。これだと重金属のバリウムを飲んで、グルグル振り回されて被爆しながら何枚も写真を撮られることもない。
もともとピロリ菌が見つかって除菌を行った狸は除菌が成功したとは言えども(胃がんの)キャリアなので、毎年胃カメラを飲んだほうが良いことは今年の年初に受けた胃カメラ検査で言われて解っていた。
どうせ胃カメラ検査を受けるのにバリウムを飲むのはいやだなぁ、と思っていたので今回はABC検診にした。バリウム検査で困るのは、狸は腸の滞留時間が長い体質で、しかも下剤の効きが悪いためバリウムがなかなか排出されない。
そのため検診を受けるとお腹が痛い状態が数日続いたりして、かえって病気の元になっているんじゃないかと思うほど。これを受けないで済むと思うとホッとする。
検診で良いことがあった。メタボチェックで腹囲を計測されるのだが、昨年よりも3cm細くなっていた。昨年の3月から週1回だがジムに通い始めて約1年間、ふぅふぅ汗を流している甲斐があった。
狸は一応エンジニアの端くれ、結果が数値で現れると嬉しくなるのだった。
©Tanu記