ゴールデンウィーク中のこと。おもちとコーラのふたりがクロスカブでツーリングに出かけた。
おもちとコーラは結婚・就職して関東に住んでいるが、駐輪場が見つからないなどの理由で、それぞれのクロスカブを大阪に残して上京していた。
このたび駐輪場が見つかったのでクロスカブを関東に持って行くというのだが、トラック陸送ではなく自分たちで乗って、しかもキャンプ場を巡りながら行くのだという。
いやぁ大変なことをするなぁ、と思ったが、自分も若かったなら同じことをするだろうなと思って応援することにした。(実際のところ狸もかつてCB750FBB2で栃木大阪間を2往復しているし)
クロスカブ2台にキャンプ用品と身の回りの荷物を満載して出発。大阪を出るときは荷物の積み方も熟れてなくて手伝った。
『メインスタンドを立てたら下ろせないかも・・・』というくらい満載して(さすがはカブ族)旅立った。
大阪から兵庫・京都・福井・金沢・岐阜・長野・山梨・東京と、キャンプ場で5泊しながら、のべ1000kmほど走って無事到着したようだった。
毎日写真をラインで送ってきてくれたが、だんだん荷物の積み方も洗練されてキャンプしながらのツーリングの原点を楽しんでいるようだった。
若いというのは凄いし、流石クロスカブは『屁でもない』様子だった。まだまだこのふたりと走っていくのだろう。
©Tanu記