乗りたいクルマ、の続きはアメリカ車。アメ車というと『乗り心地もハンドリングもふわふわ』『大排気量で大トルクだけど燃費が悪い』というイメージがある。
確かにセダンやミニバンはそんな感じがしなくもない。乗り心地が硬いイメージのあるHonda車も、例えばアメリカのACCORDに乗ると、結構ふわふわした乗り心地だ(それでも他社に比べると硬い気がするが)。
狸はふわふわした乗り心地のクルマはあまり好きではない。そこでアメリカ車で乗りたいのはJeep。その昔、Hondaにミニバンやクロカンが無くて苦戦していた時に、JeepのCHEROKEEをHondaで売っていたことが有った。
CHEROKEEはアメリカで新聞や郵便の配達に使われていて、右側通行の国だが歩道寄りにポストがあるので右ハンドルなら配達員がクルマから降りなくても、あるいは降りるときにも便利だという理由で、右ハンドル仕様が有ったのだそうだ。その配達仕様のクルマにチョット乗用車っぽく内装や装備を奢って出したのが、そのCHEROKEEだったという。
CHEROKEEはアメリカで乗ったことがあるが、ステアリングがトラックと同じような(ボールジョイント)機構でダルく、エンジンは4000cc V8 の割には力を感じないが、高速道路を100キロくらいで流すとリッター10kmくらいは走って、トルクの大きなエンジンで回転数も低くて楽ちんドライブ。広いアメリカの道路や国土に有っているなぁ、という感想だ。
もう30年も前の話だから、今のCHEROKEEは、ぐっと良いクルマになっていると思う。乗りたいJeepは、WRANGLER SPORT。
新型ラングラー(JL型) アンリミテッド - Wrangler and Wrangler Unlimited | SUV | Jeep®
歳に合わない感じもするが。しかし、このクルマも車庫に入らないんだなぁ。
©Tanu記