狸の家には狸の親が育てていた蘭が有る。世話をする人がいなくなって、消えてしまいそうになっていた鉢植えを受け継いだものだ。
今年も花が咲いた。例年より遅く、お正月の休みが終わってから咲き始めた。その後1ヶ月位して満開になった。
たくさん咲いてくれて嬉しいかぎり。しかし毎年同じように咲かせるのは難しいものだと実感する。
温かい間は戸外でたくさん日光を浴びさせてやるだけだが、すいぶん株が増えて鉢が狭そうだ。
こちらもコーヒーの木と同じように、株分けして鉢を変えてやらないといけないが、これまた増えてしまうと、置く場所や世話が大変になるので、同じように考えどころだ。
ただし上には伸びないし、鉢に入れるのも水苔なので軽いのは助かるのだが。
©Tanu記