120歳まで生きるとすると?

「まだ人生半ばじゃん」と気付いたいま、 120歳まで健康で退屈しないためには何をすればいいのだろう? そんなことを一記事500文字くらいで書いていこうと思います

思い出のクルマ〜BEAT、その2

先ずは物を見ないと始まらない。電話をかけて在庫があるのを確認して、店に見に行くことになった。

店は東京の荻窪あたり。交通費節約のため、栃木から私鉄を乗り継いで3時間ほどかけて見に行った。最寄り駅までは中古車屋さんが迎えに来てくれた。

このクルマの素性を聞くと、他にもクルマを持っている人が、ちょっと乗って見たかったと買って、車庫にバックで入れる時にドアミラーを当てて折ってしまった。(BEATのドアミラーは、前から後ろ向きにしか倒れない)

それでなんとなく乗るのが億劫になったので、付き合いのある中古車屋さんで委託販売することになったらしい。

試乗してみると走行距離が少ないので全く問題ない。 あとは折れたドアミラーの交換。これは簡単そうだが委託販売なので、現オーナーが了解すればオーナー負担で交換してもらえるはず。 図々しく聞いてもらうと、なんとオーナー負担で交換してもらえることになった。

栃木県での登録代行料が3万円ほどかかるという。これも先に代金の一部を支払うことで自分でやらせてもらうことになった。

すずめに報告すると「良い条件で買えて良かったねー」と喜んでくれた。全くもって理解のある奥さんである。 かくして所望のクルマを、ほぼ最少予算で手に入れられた。

納車までに二週間の猶予があり、その間にCIVICシャトルの名義変更、BEATの登録をする。

納車の前日に、当時3歳のにゃんこにBEATのカタログを見せながら『明日このクルマを取りに行くんだよ』と教えてやると『にゃんこも一緒に行く』という。 まだ1歳ちょっとの、おもちの世話で、すずめも大変だと思って連れて行くことにした。

©Tanu記