狸はHondaのファンなので、今まで乗ってきた25台のクルマはほとんどがHonda車なのだが、4台だけ他のメーカーの車に乗っている。
そのうちの1台は、既に出てきた狸が学生の頃に実家の父が乗っていたCOROLLA30だ。残り3台のうちの1台を紹介しよう。
比較的近所に住んでいた同期入社の友人と、古いクルマをレストアして遊ぼう、という話が持ち上がり、その友人が何処かから仕入れてきたのがこの車だ。
年式などは忘れてしまったが、二人で10万円づつくらい出し合って買った。友人が内外装、狸はパワートレイン(エンジンとトランスミッション)の担当で調子の悪いところを少しづつ手を入れていった。
作業中の写真でも撮っておけば良かったが、デジカメがない時代なので、1枚も写真がない。南アフリカ仕様なので右ハンドル。後期型の4灯ヘッドライトのイカツイ顔のモデルだった。
エンジンの調子の悪いところや、内装でルーフトリムが垂れ下がっていたり、雨漏れするところなどを直して友人と日帰りドラライブなどに出掛けたりした。
高速道路を走ると、いかつい顔つきなので前走車が譲ってくれるのだが、2000ccで120馬力、3速オートマチックなので大して速くない。なんだか申し訳ないなぁと言いながら追い越した。
その後信号で停まっていると、ギアが入らないなどの症状が現れ、BMW販売店に聞くとトランスミッション交換になるかもしれず結構お金がかかると言われて、現状で譲って欲しいという人が現れたので思ったよりも高価で売却。
その持ち金で次のレストアアイテムを探すことになる。
©Tanu記