中秋の名月は9月24日だった。
大阪は生憎の天気だったが、翌25日の夜は薄曇りで、夜すずめと買い忘れの品を買い物に出たときに、東南の空のその薄い雲を通して満月が見えていた。
今年の9月の満月は25日の11:53だった。十五夜は陰暦の15日だから満月とは最大約2日の差があることになるが、24日の夜9時は満月の15時間前、25日の夜9時は満月の9時間後だから、25日に見たお月さまの方が、丸かったはず。
おぼろ月だが雲は薄かったので、とても明るく見えた。
十五夜の翌日は、十六夜(いざよい)、十七日目は立って月を待てるから立待月、十八日目は居て待つから居待月、十九日目は寝て待つから寝待月、ここまでは母から習った気がする。
二十日目を更待月(ふけまちづき)というのは知らなかった。月齢が20になると夜も更けないと出てこないからだろうか。
何となく身近にある、お月さま。10月の十三夜、今年は10月21日の栗名月も楽しもうではないか。もちろん栗まんじゅうが食べたいだけ、ではないよ、誓って。
©Tanu記