タンデムをする方はご存知と思うが、後ろのライダーの声はまだ前に聞こえるが、前のライダーの声は後ろでは聞き取りにくい(キャップヘルは違うけど)。だから大声を出して喉が痛くなったり、話をしないと後ろで居眠りしたりで、コミュニケーションに難がある。
中国製のトランシーバーを使ってのタンデムインターコムは、7月11の記事でお伝えしたように、イヤホンマイクで耳が痛くなって2時間くらいで断念。
『じゃあバイク用のブルートゥースインターコムを買おうかな、スマホとも連携できるし』と思い、Hondaの店や南海部品に行くと、2万円は下らない。
買おうと思えば買えないことはないが(強がり!)、そこはもちろん安い方が良いので、高いやつも中国生産のものが多いから元々中国製のものでもイケるだろうと踏んで、およそ4分の1の値段で通販で売られていたものを買ってみた。
セットアップ用の基台、両耳用スピーカー、マイク、本体、充電器、ケーブルが2台分セットで入っている。マイクはデジタルノイズキャンセラー付きという触れ込み。
本体はヘルメットの側部に、スピーカーは耳の部分の内装の裏に、マイクはフレキシブルアーム付きなのでぐらつかないように伸ばして、15分もあれば装着完了。
早速883の6ヶ月点検に行ったときに、すずめとタンデムで試用してみた。最初ブルートゥースのペアリングがうまく行かなかったが、ペアリングした後はキレイに聞こえてノイズも少ないし、タンデムライディングを楽しめた。
次の機会は2台で走行するときの、通話距離や通話音質を確かめたいと思う。
©Tanu記