最近『美味いもの』の記事を書いていなかった。
狸が務める会社はお盆の夏休みだった。休み中はすずめとあちこちでかけて、庶民価格のお店で食事をしたりしている。
狸の住んでいる街から数駅の千里中央駅(北大阪急行南北線終着駅。大阪メトロ御堂筋線直通)に1970年の大阪万博に合わせてできたショッピングモールと地下街がある。
万博当時の千里中央駅は今の千里阪急ホテルの南側付近の中国縦貫道の敷地に臨時駅として有ったので、ここは駅の形をした単なる地下だったそうだ。
そこに30軒ほどの飲食店があり、幾つかは1970年当時からずっと営業を続けている。その中でもオススメなのが『ニューアストリア』だ。
160の専門店街せんちゅうパル【千里中央トータルガイド】 - ショップガイド - [サンドイッチ]ニューアストリア
何がすごいって店も働いているおじさん?(たぶん狸より歳上)も1970年当時から。カウンターを入れても20人入れるかどうかくらいの狭い店内で、おじさんたち4人がテキパキと動いている姿は微笑ましい。
カツサンドが美味しく安い。野菜入りのカツサンド(¥700)にコーヒー(¥400)をつけて¥900。大阪の喫茶店らしい、ミックスジュースもある。いつも店の前に行列ができていることからも味とコストに折り紙が付いている。
レビューは◯べログにおまかせするが、地下鉄みたいなタイムマシンに乗って、美味しいカツサンドはいかが。
©Tanu記