120歳まで生きるとすると?

「まだ人生半ばじゃん」と気付いたいま、 120歳まで健康で退屈しないためには何をすればいいのだろう? そんなことを一記事500文字くらいで書いていこうと思います

花火大会

花火大会は日本の夏の風物詩。最近は花火大会を見るために日本に来る観光客も多いらしい。海外にも花火大会はあるが、日本のとは力の入れ方が違うようだ。

曰く『何万発』『長さ何メートルのナイヤガラ』などだ。加えて細かな演出が良いのだという。上空の風向きを読んで風下から順に打ち上げていって、たなびく煙に花火が隠れてしまわないように、とか、スターマインのデザインがかぶらないようにとか。

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狸は幼い頃から(というと、もう半世紀か)花火に親しんできた。毎年夏になるとバスで出掛けていって、花火を見上げてまたバスで帰ってくる、という家庭の行事が有った。こどものころに見た空一面に広がる花火は、脳裏にしっかり焼き付いていて、もう十分堪能した気分になっている。

花火大会の裏方ボランティアの経験もある。打ち上げ花火を真下から見る迫力は末筆では十分に伝えられない。花火大会翌日の花火ガラ拾いは大変だ。かなり広範囲に落ちているので半日かけて拾い集めた。

夏に多い花火大会だが、かつて住んでいた栃木県に秋の学園祭に花火大会を開催していた大学が有った。その花火大会で、秋の澄んだ空、それもちょっと田舎の真っ黒い空に打ち上げられる花火は小さくとも、素晴らしく美しかった。スケールだけでは語れない花火の奥深さを知る公開講座だった。

©Tanu記