120歳まで生きるとすると?

「まだ人生半ばじゃん」と気付いたいま、 120歳まで健康で退屈しないためには何をすればいいのだろう? そんなことを一記事500文字くらいで書いていこうと思います

火星

火星がとても明るい。宵の口の東南の空低く、オレンジ色に輝く星が見えると思う。仕事から帰って来る時に、ちょっと写してみた。

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振れてしまったが、iPhoneでも良く写る明るさだ。今月末に最接近する。今回の接近は大接近と呼ばれる部類に入り、大阪駅前の○○バシカメラなどでは望遠鏡のコーナーが活況を呈している。

火星の大接近は、私、狸にとって大きな影響を受けた出来事でもある。小学生だった1971年8月12日に大接近が有った。意味は良く解っていなかったが、火星という星を望遠鏡で見てみたいと思った。

とは言うものの当時小学校には設備もなく、周りに望遠鏡を持っているような友達もいなかった。親に盛んにその話をしていたら、ある日父が望遠鏡を担いで帰ってきた。文字通り天にも登らん気持ちだった。

いつ見えるのか、望遠鏡でどうすれば見られるのかを小学校の先生に聞いた。先生は科学クラブの顧問もしていたので理科に通じていたのだろう、少しして望遠鏡の使い方を教えてくれた。

なかなか視野に捉えられなかったが、初めて見たときのオレンジ色の円盤状の姿は忘れられない。

その後天文の本を読むようになり、今まで続く趣味の始まりとなった。オレンジ色の火星を眺めながら、タコ焼きでも食べるとするか。

©Tanu記