少し前に、『日月、火水木金土星』が全部見えた話を書いた。その時に、太陽を除く6星を一枚の写真に納めた人の話も出した。
今回は火星が昇る頃には水星は沈んでしまっているので一度に写すのは無理だが、半分づつなら写せそうだと思ったので、やってみた。
月が金星と水星の近くに有るのは、3日くらいしかシャッターチャンスがない。これだけ暑くて青空が広がっていても、意外に地平線近くは薄く雲がたなびいている。
時々日の入りを眺めに行く、お気に入りの場所に陣取って日没後の空を凝視していると、月と金星はさすがにすぐ見えるが水星が中々見えない。コペルニクスが水星を生涯見ることが出来なかったという逸話は有名だが、その名に恥じない?見え難さだ。
空が暗くなるのと水星が沈んでしまうのとのせめぎ合いで、肉眼で(狸は老眼で近眼で乱視。メガネ使用で視力1.0)なんとか見えた時にiPhoneで写してみた。
月と金星は写ったが水星が解らない。オリジナル画像を強拡大して探したが絶対コレだ、というのは発見できなかった。iPhoneの(6S)限界? でもiPhoneで水星を捉えたいと思っている。
©Tanu記