久しぶりに鉄道ネタ。6月12日に、線路が傷んできて表面に凹凸が出ていて、レロレロ状態になっている話を書いた。その後も時々その場所を通った時にレールを眺めていた。
ある日突然、長い新品のレールが出現し軌道の間に置かれた。6月12日の写真はその時のもの。そのあたりの線路は緩いカーブになっているし、こんなに長いレールは運んでこれないだろうから、短いレールを夜中に運んできて現地でつないで置いたんだろうと思ったら、ロングレールを運ぶ専用車両があるとのこと。ちょっと驚いた。もっと長いロングレールは、現場で溶接して作るらしい。道理でこの長いレールには溶接跡が見られないわけだ。
そろそろ傷んだレールを交換するのかなと思っていたが、なかなか交換されない。随分錆びも浮いてしまっているなぁと思っていたら、しばらくして見たときには敷き替えられていた。
レールの表面を見ると真新しい車輪が付けた跡がある。気付いたのはその跡の幅が狭いこと。レールの断面図を見ると車輪と接触する面は凸形状になっているが、長年にわたり頭のうえを重たい車輪が通って、見かけは平らになりつつ実は凸凹になったのか、と、実感した。
なんだか自分のサラリーマン人生も客観視すると似たような感じかと思うと親近感が湧くのだった。
©Tanu記