久しぶりに端っこの話である。大阪の南の端っこは、和歌山県との間の山の中。幸いにして、車でほぼ端っこまで行けるところにある。備長炭の釜等があるのが、風情がある。
赤い看板は和歌山県の『銃猟禁止区域』の看板。石碑は『史跡葛城山二之宿観音堂』とあり、赤い看板あたりが大阪の南端。本当の端は地図を見ると少し藪の中なのだが、ここは最初に決めたとおり、無理をしない範囲でここにしておく。
細い道なので、気を付けて走行しよう。ただし、訪問中に車には出会わなかった。せっかくここまで来たので、和歌山の農産物を購入して帰ろうと思って、農協直売所に行くことにする。これにはすずめも賛成!
道の駅や観光客向けの小綺麗な所は、農産物も小奇麗になっていてお値段も高くなるので、地元向けの施設に向かう。『ファーマーズマーケット ふうの丘』は農協の建物の隣りにあって軽トラックが出入りしている。置かれている野菜や果物も、ダンボールに入っていたり、カゴに入っていたり。ちょっと器量は良くないが、味は変わらない。
我が家がよく出入りしているスーパーにも直売野菜のコーナーが有るが、そこよりも更にオトクな価格だった。前の職場の同僚が近くに住んでいて、果物をダンボールにいっぱい持ってきてくれたりしていた。何十個の夏みかんが1000円しないことも在るとは、たまらない。
簡単なホームページもある。旬のものしか無いのでスーパーのように何でも在るわけではない。そこがまた良いところかも。
©Tanu記