120歳まで生きるとすると?

「まだ人生半ばじゃん」と気付いたいま、 120歳まで健康で退屈しないためには何をすればいいのだろう? そんなことを一記事500文字くらいで書いていこうと思います

オーロラ〜その2

フィンランドにオーロラを見に行った話は一度書いた。その時にアラスカの話も書いたが、写真が見つかったので、改めて書いてみよう。

30年ほど前の話である。仕事で初の海外出張がAlaska州の内陸最大の都市、Fairbanksだった。10月末頃だったが、彼の地はすでに極寒だった。せっかくここまで来たのだからホテルのフロントに「オーロラはいつも見えるの?」と聞いてみたら「夜になったら、いつでも見れるよ」とのこと。ホテルは街中に有ったので周りが明るい。オーロラは周りが暗いほうが、当然、良く見える。

次の日の仕事の準備を夜中までかかって終えた後、上司の部屋に電話で「これからオーロラを見に行ってきます!」と報告。「酒呑んでないよな?危ないから2名で行け」と許可が出た。ヒラ社員は別の部署のもう一人がいたので、そいつを騙して?二人で車に乗って出かけた。夜中の1時ごろだった。

30分ほどフリーウェイを走ると、もう街の光はほとんど無い。その辺りにパーキングが有ることは仕事中の走行で覚えていた。クルマを停めて外に出ると満点の星、しばらくするとオーロラがくっきり見えた。カーテンのように揺らめいていた。暫く二人で呆然と眺めていたが、カメラを持って行きていることに気がついた。

f:id:raccoonhouse:20180428220831p:plain

写真には写らないかもなぁと思いながら固定撮影で、確か15秒位の露出時間で何枚か写した。寒かった。時々通り過ぎる車が「何かトラブルだったら乗せてあげるよ」とほぼ確実に声をかけてくれた。

f:id:raccoonhouse:20180428221314p:plain

若かったなぁ、「今日は暖かいなぁ」と思った昼の気温が-19℃だったからねぇ。夜の気温はさぞや。。。一緒に行った奴はシャワーを浴びて髪の毛をよく乾かしていなかったらしく車に乗ったら角のように凍ってて、大笑いしながらホテルに戻った。次の日の仕事は眠くて大変だった。

©Tanu記