先日、すずめとどこかに出かけたとき、昼食を食べに伊丹市にある「びっくりドンキー」に立ち寄った。奇抜な内外装のデザインで有名な同チェーンだが、この店舗の入り口脇に置いてある、あるものに目が止まった。
興味がない方には、ただの錆びた鉄の塊に過ぎないと思うが、それはエンジン付きの乗り物に見えた。エンジンをかけるためのクランク棒、大きな分厚いラジエター、鉄の塊のようなエンジン。農機のことは良く知らないが「これはすごい、戦前の物かも知れない」と思われた。
すずめは機械よりも、その古めかしいデザインに興味がいったようだ。ヘッドマークにFordsonとあったので、あのフォードのブランドであることは容易に想像できるが、農機を作っているとは知らなかった。ネットで調べたら、どうも80年は前の物のよう。
エンジンは、かのT型フォードの物と基本的に同じらしい。エンジンを分解してみたいわぁ! 輸入されたのは引退後かもしれないが、長いあいだお疲れ様でした。これからもここでエクステリアとして活躍するのだろう。
©Tanu記