120歳まで生きるとすると?

「まだ人生半ばじゃん」と気付いたいま、 120歳まで健康で退屈しないためには何をすればいいのだろう? そんなことを一記事500文字くらいで書いていこうと思います

ハンダ付け

小四の時に「子供の科学」誌に載っていたラジオを作ってみたい、と父にねだったら、父なりに「初めての電氣工作には難しいだろう」と思ったのか、トランジスタが1つか2つの簡単なラジオのキットと、ハンダごてを買ってきてくれた。

最初は父がほんのちょっと使い方を教えてくれた。その後は「初歩のラジオ」「子供の科学」「ラジオの製作」誌などを読み漁って、自分で色々作るようになり社会人になるまでハンダごては常に身近に有るものだった。

にゃんことおもちは1.5歳離れているが、おもちが3歳の頃にすずめが包丁の扱い方を教えているのを見て「俺も!」と思い、ふたりにハンダごての扱い方を教えて、ゲルマラジオを作った。すずめは「そんな危ないものを私に内緒で教えて!」と驚いていたが、包丁とはいい勝負である。ふたりと何度か科学教材社のキットを買って電子工作を楽しんだが、二人とも巣立ってしまった後はあまり使用していなかった。

すずめが「50年以上前のブローチを使って帯留めを作りたいが、良い接着剤は無いか」と聞いてきた。見てみるとブローチも帯留め用台座?も金メッキを施してある、ということははんだ付けが可能である。

*ブローチは亡き母が若い頃に使っていたもので、軽く50年以上前の物

f:id:raccoonhouse:20180423203247p:plain ブローチと帯留め用台座

久しぶりにはんだごてを握り、はんだ付けしてみた。目が衰えているので、出来栄えはあまり良くないと自分は思ったが、すずめは気に入ってくれた。

f:id:raccoonhouse:20180423203633p:plain 出来上がり

気を良くして他に何か作れるものがないかと思っていたある日、ジャンク箱の整理をしている時にコンデンサと抵抗のデッドストックを見つけ、装飾品を作ったら面白いかも、と、ピアスを作ってみた。

f:id:raccoonhouse:20180423204203p:plain すずめ撮影

すずめが何度か付けてくれた。電子部品だと気づく人はいないようだった。電子工作以外の用途にもはんだ付けは使えることも有るようだ。嫌がられない程度にまた工作しようと思う。

©Tanu記