チビの頃から動くものならなんでも好きだった。
中でも車とバイクが好きだった。今はバイクというと自転車なので、モーターサイクルとしよう。
中坊の頃からモーターサイクル雑誌を隠れて読み、16歳になるのを待ち焦がれていたが、途中で別のものに(それはまた次の機会に)興味がそれていた。
塾の夏期講習で悪友ができた。ソイツがホンダのスーパーカブ(多分無免許)に乗ってきて、得意気に走るの見て一気に免許が欲しくなった。
免許を取得してもモーターサイクルを買う財力はないが、免許があれば乗れるかもしれない(例えばその悪友に借りて)という浅はかな思いだった。
当時は原付免許の筆記試験から2週間後に免許が交付されていた。狸の誕生日は夏休み中だが、2週間後は授業が始まっているので困ったな、と。
そこで無い知恵を絞り、夏休み中に筆記試験を受け、10月の文化祭の代休の月曜日に交付してもらおうと考えた。学校の科目よりも気合を入れて勉強し一発合格を目指して無事取得。^^
両親はモーターサイクルなどもっての他。母はモーターサイクル=危険・不良という思い。父は勉強しなくなるからという考え。が、父はダックスホンダのCMソングを口ずさんでいたことも有り、今思うと内心はそれほどでもなかったのでは。
悪友のスーパーカブを塾の周りでちょっと乗り、今に至るモーターサイクルとの付き合いが始まった。
本田技研工業のHPより
©Tanu記