120歳まで生きるとすると?

「まだ人生半ばじゃん」と気付いたいま、 120歳まで健康で退屈しないためには何をすればいいのだろう? そんなことを一記事500文字くらいで書いていこうと思います

おおさか東線(北区間)の朝の通勤時間帯に乗ってみた

4月16日に開通後ひと月経った、おおさか東線(北区間)の朝の通勤時間帯に乗ってみた。

今回乗車したのは、下りの新大阪駅7時40分発でJR野江駅まで。

新大阪駅には7時30分に着いた。ちょうど上りの電車がホームに到着して、かなりの数の乗客が階段を上ってくる。そこを降りていくのは結構大変だ。

しかも、この数分後には奈良発の直通快速が到着するので、のんびり構えてはいられない。

下りの電車に乗る人は、やはり少なくて、並んで待っている人もいない。ホームに降りて電車に乗るとラクラク座れる。少しづつ人が乗ってきて定刻にはほぼ満席になった。

途中阪急電車と乗り換えのJR淡路駅で乗ってくる人が多く、つり革を掴む人が多くなる。阪急淡路駅は特急も停まる大きな駅だから利用する人も多い。

しかし窓の外を悠々眺めたり、スマホをいじることも楽チンでできる。混雑率で言うと、100%には至っていないのではないだろうか。

何時の電車が一番混むかわからないが、100%を大幅に超えて息をするのも大変、ということにはなりそうにない。

大阪メトロ御堂筋線と違うのは混雑の具合だけではない。乗っている人々の感じも違うのだ。メトロは如何にも『サラリーマン』風の、スーツ・ネクタイ・革靴の人が多いのだが、おおさか東線は、沿線の事業所の関係か同じ会社員でも狸と同じような技術者風(会社でユニホームに着替えます風)の人が多い。

また人々が持つ鞄も、メトロは黒い革、みたいなのが多く見られるのに対し、おおさか東線はショルダーバッグやバックパックの人が多いのも、違った雰囲気が感じられるところ。

JR野江駅まで11分。意外に降りる人が多いのは、京阪電車野江駅に急ぐ人が多いことから合点がいった。乗換駅として案内されている。JR淡路駅と阪急淡路駅の乗り換えよりも距離は近そうだ。

さて定時で上がれたら帰りの電車にも乗ってみようかな。

©Tanu記

ノリタケの森

名古屋市内の一等地に『ノリタケの森』という博物館がある。陶器で有名なノリタケブランドの本社敷地内だ。

https://www.noritake.co.jp/mori/

陶器の食器に興味のある方はもちろん、クルマやモーターサイクルならば低公害化に欠かせない触媒コンバータ、エンジンの要のスパークプラグもグループ内にある。

それらグループの陶器だけでなく他の技術的な展示も有って、理系親父も十分楽しめる内容となっている。

また、すぐ近くに位置するトヨタ産業技術記念館との共通入場券もあるので、みどころがたくさんだ。

5年ほど前にすずめとでかけてきたことがある。広い駐車場もあるのでクルマでも大丈夫だった。ここにでかけた訳は、狸の両親は名古屋に縁のある人達だったので、ノリタケの陶器がいくつかあったから。

そして形見として貰い受けた品の中に小振りなカップ&ソーサーの揃えがあって、いつの時代の物か知りたいというのがあった。ミュージアムショップに歴代のマークの見本があり1908~40年ごろに使われた物だと言う事が判明した。

現代のものとは違って、一つ一つ微妙に形が異なっていたりするのだが、戦火を乗り越えて来たものと解って、なおさら大切なものになった。

©Tanu記

うなぎ

週末に力仕事(といっても、庭の草刈りくらいだが)をしたので、すずめが狸の好物のうなぎを買ってきてくれた。

うなぎは一時、絶滅危惧種に指定されるかも?ということで『絶滅危惧種になったら食べるのは遠慮する』と言っていた。

確かに漁獲量も減っていて価格も高くなっている。が、まだ食べても良さそうだ。

うなぎは蒲焼が好きだ、というか、他のうなぎ料理にはそこまで入れ込んでいない。例えば、う巻き・うな茶・白焼き、などだ。

うなぎを食べていて思い出したのが名古屋の熱田神宮の近くにある『あつた蓬莱軒』本店のこと。

古い民家か旅館を改装したような作りの、うなぎの老舗で、その秘伝のタレは創業時から継ぎ足し継ぎ足しで作られているとか、うなぎは備長炭でしか焼かないとか、予約はできず店まで行って『何時の回』の券をもらわないと入れないとか、怪しく楽しそうなこだわりが満載なのである。

4年ほど前に、すずめと、わざわざ高速を使って大阪から食べに行った。

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小さく見えるが、おひつの中には、たっぷりとご飯とうなぎが入っていて、4分割して食べるのが良いと説明がある。

曰く『まず鰻を味わって、次に薬味を入れて、3杯目はウナ茶で、最後はお好きに』。

http://www.houraiken.com/hitsumabushi.html

お腹いっぱいになった。

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ブラックホールが見えた

ブラックホールの写真が撮れました』との報道がなされた。『えっ?ブラックホールって、写真に写るの?』っていうのが素直な感想。

あまりに重力が強すぎて光でさえ出てこれないので真っ黒。従って見えない。それがブラックホール

ところがブラックホールに引きずり込まれていく物質が放つX線などの電磁波を、地球上の各所にある電波望遠鏡をネットでつないだ仮想超超凄い電波望遠鏡で見ると、本当のブラックホールは見えないけど、電磁波が放出されている限界までは見えるから、ドーナツ状に写るということだ。

https://www.gizmodo.jp/2019/04/what-we-learned-from-the-first-black-hole-image.html

ブラックホールを実際に見れたことで、アインシュタイン相対性理論の正しさが補強されるという。ということは相対性理論を元に築き上げてきた現代物理学の正しさも補強されるというわけだ。

だからといって狸の日常生活や、あるいは御座候の餡の量が増えるわけではないが、新技術を駆使することによって発見されたということに、ワクワクするのだった。

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年較差

昨日の続き。1日の最低気温と最高気温の差を日較差と呼ぶのに対して、1年のそれを年較差と言うらしい。一日にしろ、一年にしろ、気温の変化は小さい方が体にも有り難い。

日較差が大きい場所は、年較差も大きなところだというのは何となくわかるが、調べてみるとその記録がすごかった。

https://news.yahoo.co.jp/byline/nyomurayo/20170205-00067326/

東京が21.3℃なのに対して、モンゴルのウランバートルは最暖月と最寒月の差が40℃以上もある。やはり緯度が同じくらいでも内陸は差が大きくなる。

夏と冬の太陽の動き(昼の長さ)が大きく違う高緯度は大きくなりがち。ダカールは7℃くらいだ。歳をとってリタイヤすると、南の海のそばが恋しくなるわけだ。

意外なところでは、アイスランドレイキャヴィークは12℃くらいしかない。もっとも最暖月でも12.5℃くらいしかないけど。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%AF#%E6%B0%97%E5%80%99

一年を通して着るものだとか、暮らし方があまり変わらないのもいいけど、やっぱり暖かい方が良いなぁ。

©Tanu記

日較差

先週末は桜が咲いて、お花見に良い気候だと思っていたら、今週は急に寒くなって関東でも雪がチラホラ舞ったとか。

気温差が大きいせいで体調を崩している同僚もいる。

かつて栃木県に22年間住んでいたが、その間に二度ゴールデンウィークに雪が降って積もったことがあった。お彼岸からゴールデンウィークにかけては気温の変化が激しい。

冬の空気と春の空気が押し合いしているのだろう。

狸の住む北大阪でも、4月3日の最低気温は1.1℃なのに、7日の最高気温は22.3℃。これじゃぁ調子狂っちゃうよ。

一日のうちの最低気温と最高気温の差を日較差と言うのだが、日本でも内陸部や盆地では大きな値になる。調べてみると、日本でも30℃以上のところが記録されている。

長野県菅平で2007年2月5日に、日較差31.5℃の記録があるそうだ。

https://news.yahoo.co.jp/byline/nyomurayo/20170205-00067326/

一日の気温差が30℃もあったら、何を着ていけば良いのかわからない。

気温の差は小さい方が体には良さそうだけど、あまりエアコンで快適な空間にいると『今は夏?冬?』なんてことにもなりかねない。

やはり暑くても寒くても家の外に出て、季節を感じていられるようにしたいものだ。

©Tanu記

2000円札?

4月9日に、お札のデザインが変わって偽造防止技術もさらに向上させて、2024年度から流通させるとの発表があった。

1万円札の渋沢栄一氏のことは、恥ずかしながら全く知らなかった。資本主義の父として、様々な企業の立ち上げに尽力されたそうだ。

5千円札の津田梅子氏は現在の津田塾の創設者。千円札の北里柴三郎氏はノーベル賞を受賞した細菌学者。このお二方は辛うじて存じ上げていた。

新紙幣には3Dホログラム技術を世界で初めて紙幣に採用して、偽造防止力を向上させているそうだ。でもプラスチック紙幣にはならなかった。

大きさも今のものと全く同じだそう。

https://www.mof.go.jp/currency/bill/20190409.html

この発表をお昼のニュースで聞きながら『あれっ?』と思ったのだが、『2000円札は?ついに正式にオワコン』?

談話の中でさらっと『流通枚数が少ないため刷新を見送った』との話が流れた。

そう言えば売上台数の少ないクルマやモーターサイクルも、モデルチェンジに至らずひっそり消えていったものもあるなぁと、妙に納得したのだった。

©Tanu記