120歳まで生きるとすると?

「まだ人生半ばじゃん」と気付いたいま、 120歳まで健康で退屈しないためには何をすればいいのだろう? そんなことを一記事500文字くらいで書いていこうと思います

カルマン

狸は散歩が好きだ。散歩というか30分位の距離なら歩いていくのも楽しいと思っている。クルマやモーターサイクルで走るのももちろん好きだが脇見運転は出来ないので、歩きだと回りを見ながらというのができていい。

先日面白い名前のお好み焼き屋さんがあった。というか、なぜこの名前になったのだろう?と思った。ブログもそうだけど、店を開くときには、一旦決めたらたやすく変えられないから店の名前を考えるのに苦労すると思うのだ。

f:id:raccoonhouse:20180616202027p:plain

その名は『かるまん』。勝手に紹介して申し訳ございません。狸は『かるまん』ときくと、まず第一に『フォルクスワーゲン カルマン・ギア』というクルマを思い出す。

フォルクスワーゲン・カルマンギア - Wikipedia

ビートルをベースにしたクーペスタイルは、とても格好よくて、こどものころミニカーが欲しかったが手に入らなかった。今では街で見かけることも殆どなくなったが、たまにピカピカにレストアされた物が走っているのを見かけると、良いなぁ、と思う。

この日は定休日だったようだが、いつか店に入って名付けの由来を聞いてみたい。実は流体力学が専門で『カルマン渦』に由来するのかも知れないが。

©Tanu記

カーオーディオのボタン

ピッ、ピー、ピンポン♪の記事を書いているときに、以前乗っていたクルマのことを思い出した。ホンダのビートと言うクルマだ。このクルマはいわゆるバブルの時代に生まれたので、当時のモノとしては、結構凝った作りをしていた。

オーディオも当時の他のクルマと比べると、デザインに遊び的要素が盛り込まれ、

f:id:raccoonhouse:20180615213042p:plain

押してみたいボタンがいっぱいの物だった。このクルマを購入して納車の日に、当時3歳前のにゃんこを連れて行った。助手席にチャイルドシートをつけて座らせると、すぐさまオーディオに手を伸ばす。

シートを一番前にしてやると手が届いた。ボタンスイッチを押すと『ピッ!』とスピーカーから音が出る。好きにさせていると、ラジオの局が変わったり、CD音源になったり曲が進んだり戻ったり。

ひとしきり触って満足したのか、次はスピードメータータコメーターの針が動くのが面白いらしく指を指して聞いてくる。更には今までの我が家の車には無かったマニュアルシフトについても質問してくる。

にゃんこにわかるように言葉を選びながら2時間ほどかけて自宅までドライブした、そんな思い出が蘇る。

ビートのメカ物について、あれこれ聞いてきたにゃんこは、ずっと後に機械工学系へと進んだのだった。好きに触らせて変わってしまったオーディオの設定を戻すのに結構なな時間を費やしたのは、にゃんこには内緒にしてある。

©Tanu記

思い出のモーターサイクル〜ベンリイ CB125T-1

晴れて?大学生となり、アルバイトも少しの空き時間にならできるようになって高校生の時より、遥かに余裕のある生活になった。

すでに中型限定は持っていたが、任意保険が高いので小型自動二輪の最高峰?125ccが欲しいと思うようになった。そこへ友人の兄貴が250を買うのでCB125T-1を手放すと言う話を聞いて、DAX70を売り払って購入。購入価格は忘れてしまったが、10万円くらいじゃなかったかな、当時の狸には大金だった。

ホンダ ベンリイ CB125T−I

ãã³ãªã¤CB125T-I

画像はHondaのホームページより。ベンリイは皆さんご存知の『便利』からのネーミング。ちょっとこのモデルには合わない気もする。発売後1年目で、当時のホンダバイクのアイコン的なコムスターホイールになっているので、狸のCBは初期型のこの写真のタイプだった。

DAX70の6PSから16PSへ2.5倍の出力になり、あまりの速さに(今では知れているが当時の狸は。。。)びっくり。タコメーターも付いてるし、10000回転まで回るし、ミッションは5速だし、リアサスは調整式だし、高級車は違うなと感心したものだ。このモデルでモーターサイクルのライディングの基本と楽しさのレベルが格段に向上したのだった。

©Tanu記

ピッ、ピー、ピンポーン♪

駅でのことだった。3歳くらいの男の子が大きな声で泣きながら喚いていた。『あぁ、わがまま言われて、お母さんも大変だなぁ』と思いながら通り過ぎようとすると、彼が『押したかった〜! ´д` ;』と言うのが聞こえた。

『これは聞き捨てならん』彼の主張を聞きながら通り過ぎた。やはり彼は自動改札機のICカードタッチを母親の代わりにやりたかったのだった。機械系男子としては、カードタッチすると『ピッ!』と鳴ってゲートが開く、すなわち機械を操作して命令通りに機械が作動する、こんな貴重な機会を失ったら涙の抗議も当然である。

彼と母親の間では降車駅で彼が操作することを確認して、合意に達したようだった。母親としては、こどもにやらせるとモタモタして迷惑をかけるのも気にかかるのだろう。しかし周りの状況を見て、ぜひ今後も彼に機械の操作をさせてあげてと思う。

狸もこどもの頃(今も、だが)色々なボタンを押したがったそうだ。ワンマンバスの降車ボタン、エレベーターのボタン、切符の自動販売機など小さなエンジニアが活躍する場はたくさんある。

f:id:raccoonhouse:20180613194627p:plain

そうやって動く機械物全てに興味を持ち、現在に至るのだ。こどもをエンジニアにしたいご両親、スタートはお早めにどうぞ。

©Tanu記

線路はレロレロ

大阪に来てからクルマよりも鉄道を使うことが増えた。というか、移動はほとんど鉄道である。道は混むし駐車場は有料だし必然的にそうなった。

先日所用で乗った地下鉄で『この駅の進入、発進は振動が多いな』と感じる駅が有った。帰りがけに反対側の(つまり往路にのった側の)線路がやけに凹凸が多く見えた。よくよく見るとレールの車輪が通る部分がレロレロである。

f:id:raccoonhouse:20180612201756p:plain

手前の光っているレールの、光っている部分が波打っているのが判るだろうか? 後日また同じところを眺めたら、交換用の長いレールが置いてあったので、近々交換するのだろう。調べるとレールを交換する周期は、各社自主基準なのだそうだ。年数よりも通過トン数の方が影響するらしい。目視や測定器具を使用してレールの劣化を測るのだろう。

f:id:raccoonhouse:20180612202637p:plain

違う駅で見てみた新し目のレールはツヤツヤ。光っている部分の幅も揃っていてなめらかに見える。クルマやモーターサイクルも凸凹道は走りにくい(もっとも、そういう所に特化した製品もあるが)のと、同じだろう。

レロレロのレールも早く交換してもらって、乗り心地と安全性を高めていただきたい。交換作業は終電と始発の間しかできないから深夜の作業、大変ご苦労さまです。

©Tanu記

ちょっと来い、って、誰やねん?

社用で山里の集落に出かける機会があった。もう梅雨に入って時雨も降ってジメジメと蒸し暑く、仕事の内容のこともあり、うっとうしい一日の始まりだった。

少し早く昼休みを取り、近くに食事ができるところもなかったので事前に購入していたコンビニ弁当を、つかの間雨が上がった戸外で黙々と食べていると、林の中から『ホトトギス』との鳴き声。しばらくすると『ホーホケキョ』。

『いやぁ、和むなぁ』と思っていると『ちょっと来い、ちょっと来いよ!』との声が。ボスや警官に呼ばれたわけではなかった。その声の主は『コジュケイ』。本州には広く分布しているらしいが、関西で声を聞いたのはおそらく初めてだったかもしれない。

コジュケイ - Wikipedia

実は日本古来の鳥ではなく、ペットとして輸入されたり放鳥されたものが分布したとのこと。日本北部の方には馴染みがあまり無いかもしれない。

新婚の頃、栃木の家の横が雑木林だった。初夏になると林の中、こちらから『ちょっと来いよ』あちらからも『ちょっと来いよ』と合唱が聞けたものだった。

そんな思い出に浸りながら、味気ない弁当を(コンビニ弁当が悪いわけではないが)ちょっと楽しくしてくれた野鳥たちに感謝。

昼食後からまた雨降りとなって、今度は蛙の合唱に励まされながらの仕事となった。

©Tanu記

レブル

昨日HondaのREBELを試乗した。すずめも機嫌良く乗れて、大型バイク復帰へのステップになりそうだった。すずめは結婚した時に既に自動二輪中型限定を取得していて、子育て中は一時中断(本人曰く、休学)していたが、こどもたちと親子バイク教室に行く頃から復帰して、レブルに乗っていたことが有る。

f:id:raccoonhouse:20180610112359p:plain

このレブルはすずめ好みの白青ツートンの限定色で、当時脱サラして中古車屋を営んでいた、会社の元先輩に見つけてもらったものだった。このカラーはHondaのホームページにも載っていないのだが、純正カラーだ。

性能では今のREBELとは比べ物にならないが、かわいいカラーリングがお気に入りだった。時速60kmを超えると手がしびれると言うか、耳が痒くなると言うか、高周波の振動が出て、結果的に安全装置のように働いた。。。180度クランクのツインだから仕方ないか。今のREBEL250は単気筒なのに本当に振動が少ない。先代REBELは1985年発売だから、30年の技術進歩は大きい。

カラーリングを工夫して、女性にも売れて欲しい。乗りやすいから。

©Tanu記